50歳でも色気ムンムン!パトリシア・クラークソンが大人のアバンチュールを美しく演じる
映画『エイプリルの七面鳥』でアカデミー賞助演女優賞にもノミーネートされたハリウッド屈指の名バイプレイヤー、パトリシア・クラークソンが、新作映画『カイロ・タイム / Cairo Time』(原題)について語ってくれた。
本作は、カイロで夫と落ち合う約束をしていたパトリシア演じるジュリエットが、足止めされているという夫の伝言を伝えに来たタレクに、カイロの街を案内されていくうちに恋に落ちるという大人のロマンス映画だ。メガホンを取ったのは、女流監督のルバ・ナッダ。「すごく感覚が似ているの」と話すパトリシアは、ナッダ監督に全幅の信頼を寄せ、常に指示してもらいながら撮影していたという。
そんなパトリシアは、大人のアバンチュールの舞台となったカイロについて、「街並みが一つのキャラクターになっているわ」と話す。撮影では、カイロに住む現地の人々の優しさに触れ、カイロを第2の故郷と感じるようになったそうだ。またパトリシアは、相手役を務めたアレクサンダー・シディグを大絶賛。「とっても紳士的な人。主演男優はこうあるべきと思わされたわ。彼がいなかったら、こんなに素晴らしい作品はできなかった」と話した。
パトリシアの次回作は、エマ・ストーンやスタンリー・トゥッチと共演するコメディー映画『イージー・エー / Easy A』(原題)。インタビューでは、50歳とは思えない大人の色気で驚かせてくれた。(取材・文:細木信宏 Nobuhiro Hosoki)