水谷豊「右京さん!」の大歓声に超ハッピーな笑顔!前売りも前作の約2倍売り上げ『相棒II』大ヒットスタート!
23日、丸の内TOEI1で映画『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』初日舞台あいさつが行われ、水谷豊、及川光博、益戸育江、岸部一徳、川原和久、山中崇史、六角精児、神保悟志ら相棒ファミリーが集結。さらに小西真奈美、小澤征悦、宇津井健、國村隼ら映画版のゲスト、そして和泉聖治監督が出席した。本作の前売り券は前作である『相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』の190.5%の売り上げを記録しており、大ヒットは確実とみられている。
『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』写真ギャラリー
2000年の初放送からいよいよ10周年を迎えた「相棒」シリーズ。本作は、いまだ勢いの衰えない人気シリーズの劇場版第2弾ということで、会場は超満員。「右京さん!」と大歓声を浴びた水谷は、自身の口癖である「さんきゅ!」と呼びかけるなど、のっけからハイテンション。この日は終始、笑顔を崩さなかった。そして「今日は、われわれにとって記念すべき特別な日になりました。皆さまようこそ『相棒』ワールドへ、杉下右京です」とあいさつ。会場は大きな拍手に包まれた。この「ようこそ『相棒』ワールドへ」という言葉は、水谷流の歓迎のようで、小西もその言葉をかけられたと述懐。「この言葉に安心し、嬉しかったことを覚えています。初日を迎えて、わたしもようやく『相棒』チームの一員になりました。感謝の気持ちでいっぱいです」と感激した様子。そして杉下右京の相棒、神戸尊役を演じた及川にとっても本作が映画版初参加となるが、「思えば今年は一年ずっと神戸尊でした。今年を漢字で表すと……、『尊』」とコメントし、会場は沸いた。
そんな水谷について、小澤は「水谷さんの芝居、生き方は、スタイリッシュでクールなのに、ウィットがある。チャップリンの要素を持った人だと思います」と絶賛。すると水谷は「ありがとうございます。先ほどあいさつのときに諸先輩に囲まれと言っていたが、小先輩、小さな先輩と言っていたのかと思いましたが、今の話で諸先輩と言ったのだと分かりました」とウィットに富んだ返しで会場を沸かせた。
本作は、現在放送中の「season9」の平均視聴率が19.8%(12月15日放送の8話まで)を記録する人気刑事ドラマ「相棒」シリーズの劇場版第2弾。警視庁本部内で起こった前代未聞の籠城(ろうじょう)事件に、警視庁特命係の刑事コンビ、杉下右京と神戸尊が挑む。「相棒を愛してくれて39(サンキュー!)」と題した全国舞台あいさつツアーを行うことになった。前作で36回行われた舞台あいさつを上回る39回の舞台あいさつを行い、全国で約1万7,000人を動員する予定だという。
映画『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』は全国公開中