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米倉涼子、スカーレット・オハラに!舞台「風と共に去りぬ」世界初演の帝国劇場、開場100周年記念公演

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100年もの歴史に思いを馳せると、感慨深い気もちになります。-「風と共に去りぬ」
100年もの歴史に思いを馳せると、感慨深い気もちになります。-「風と共に去りぬ」 - 2010 Toho Co.,Ltd.All rights reserved

 今年開場100周年を迎える東京・帝国劇場が、マーガレット・ミッチェル原作の長編小説を原作とした舞台「風と共に去りぬ」を主人公のスカーレット・オハラ役に米倉涼子を迎え、記念公演として上演する。

映画『交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦』場面写真

 「風と共に去りぬ」といえば、1939年の映画版がヴィクター・フレミングが監督し、希代の名女優ヴィヴィアン・リーが主演した不朽の名作として知られているが、1966年の新装開場に合わせ、記念すべき舞台版が世界初演されたのはこの帝国劇場だ。製作・脚本・演出を担当した菊田一夫によって再現された壮大な作品世界は、当時多くの観客を魅了し、記録的なロングランを達成した。

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 その後、幾度かの再演やミュージカル化などを経て上演され続けた本作が、帝劇開場100周年を記念する作品として今年、上演される。その記念すべき公演で激動の時代の中を麗しく生きる女性、スカーレット・オハラを演じるのはドラマ「交渉人」などで人気の女優、米倉涼子だ。

 映画やドラマでの活躍が目立つ印象のある彼女だが、故・松本清張の原作による舞台「黒革の手帖」やブロードウェイ・ミュージカル「CHICAGO」などで、コンスタントに舞台経験を重ねており、その実力は本物。米倉本人もインタビューで「帝劇100周年という記念の年に、こうして大作をやらせていただけることが、単純にうれしい」と語り、意気込みは十分な様子だ。映画やドラマの中で彼女が度々見せる強い女性のイメージも、逆境に立ち向かうスカーレットと重なる部分がある。

 そして、米倉の相手役を務めるのは、ドラマ「相棒」シリーズで大人気の寺脇康文。「相棒」のときのワイルドなスタイルとは違った、紳士らしい正装で、レット・バトラーを演じる。「米倉さんとの共演が、本作出演を即決した要因」と、彼女の人柄を絶賛。本番でも息の合った名演を期待させる。その他にも紫吹淳岡田浩暉高橋ひとみといった実力派が顔をそろえたこの記念公演。日本を代表する劇場の100周年という、歴史を体感するだけでなく、映画版とは違った感動を堪能するためにも、劇場に足を運びたいところだ。

帝劇開場100周年記念公演「風と共に去りぬ」は2011年6月18日に初日をむかえ、7月10日まで上演予定

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