クエンティン・タランティーノ監督、フランスのセザール賞で特別名誉賞を受賞へ
クエンティン・タランティーノ監督が、フランスのアカデミー賞と言われるセザール賞で特別賞を受賞することが決まった。
セザール賞を主催するフランス映画芸術技術アカデミーのアラン・テルジアン会長は、タランティーノ監督について「素晴らしい国際的アーティスト」と称えており、授賞式にはタランティーノ監督自身も出席して賞を受け取る予定。
今年のセザール賞では、ジョディ・フォスターが審査委員長を務めることが決まっている。主なノミネート作品は、アルジェリア映画『オブ・ゴッズ・アンド・メン(原題) / Of Gods and Men』が11部門、ロマン・ポランスキー監督の『ゴーストライター』が8部門、セルジュ・ゲンズブールの人生を描いた映画『ゲンズブール(原題) / Gainsbourg』も最優秀映画賞など8部門でノミネートを受けている。外国語映画賞では、クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』、デヴィッド・フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』、クリント・イーストウッド監督の『インビクタス/負けざる者たち』などがノミネートされている。セザール賞は2月25日にパリで開催される予定。