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日本のAVが国営放送に受け入れられた!AV界巨匠・代々木忠描くドキュメンタリーをイタリア国営放送局がお買い上げ!

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『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』より
『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』より - (C) 2010 ゴールド・ビュー / スターサンズ / 石岡正人

 第5回ローマ国際映画祭でも上映され賛否両論が巻き起こったAV界の巨匠・代々木忠を追ったドキュメンタリー映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』(石岡正人監督)の放映権をイタリアの国営放送RAI 3が購入することが決まったと同作の日本の配給会社が明かした。同放送局での放映予定日などはまだ未定。

映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』写真ギャラリー

 これまで、イタリアの国営放送RAI 3には若松孝二塚本晋也大島渚黒沢清是枝裕一などなど、そうそうたる日本人の監督作品も扱われてきたがAVを扱った作品というのは初めてになる。

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 本作は1980年代初頭のAV黎明(れいめい)期以来、数々の作品を放ち続けてきたAV界の巨匠・代々木忠の生きざまに迫るドキュメンタリー。性産業の世界をけん引するカリスマとして活躍する一方、一人の夫であり、父親でもあった代々木の数奇な人生と作品世界に迫る。

 今回の経緯についてはイタリア映画祭期間中に、RAI 3で『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』に興味を持っている人がいると聞きつけた本作のプロデューサーがRAI 3に売り込みに行ったところ、時間はかかったが今回の合意に達したということだ。

 本作の石岡正人監督も国営放送がAVに関連する映像を買ったこと自体が信じられないようで「びっくりです。だってNHKがAVを題材にしたそれもR18+映像を紹介している映画を買うなんて日本ではあり得ないでしょう。性メディアを題材にしているだけで、マスコミで取り上げてくれるところは、少ないですから。イタリアはローマ映画祭に招待してくれた国ですし、性をちゃんと考える文化があるのでしょうね。グローバル化した時代ですから、タブー視したり、性欲のはけ口ではないSEXをちゃんと考える時期に日本も来ていると思います」と驚きを隠せないと同時に性に対する正当な評価の必要性を語った。

 『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』は先週末1月22日から、銀座シネパトス、渋谷アップリンクXにて公開が始まり、男性客をはじめ、夫婦50割を利用する夫婦の来場者や若い女性の来場者もあり、幅広い層の注目を集めている。

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