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今年のアカデミー賞授賞式はこうなる?進行表の一部が流出!?

第83回アカデミー賞

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今年の司会者ジェームズ・フランコとアン・ハサウェイ-2月24日
今年の司会者ジェームズ・フランコとアン・ハサウェイ-2月24日 - Todd Wawrychuk / (C)A.M.P.A.S.

 いよいよ現地時間27日(日本時間28日)に開催される第83回アカデミー賞授賞式の進行表が、アメリカのエンターテインメント業界情報サイト、デッドラインによって一部公開され話題となっている。

 芸能業界の内輪ニュースをいち早くキャッチすることで有名なウェブサイト、デッドラインが西海岸時間金曜日、今年のアカデミー授賞式で、誰がどの賞のプレゼンターを務め、式のどのタイミングで登場するのか? など、極秘扱いされていた授賞式の進行表を「非公式」に公開した。(授賞式の内容を当日まで知りたくない方はこれ以降を読まないことをお薦めする!?)

 デッドラインの「非公式」発表によれば、最初に登場するプレゼンターはトム・ハンクスで、美術賞と撮影賞の受賞作品を発表する。アカデミー賞の目玉である作品賞のプレゼンターはスティーヴン・スピルバーグが務め、監督賞のプレゼンターは昨年の受賞者であるキャスリン・ビグロー監督。ビグロー監督は女優ヒラリー・スワンクと2人組で登場するという。

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 また、授賞式の司会を務めるジェームズ・フランコアン・ハサウェイの2人は、式中に少なくとも5回の衣装替えを予定。式の幕開けには、作品賞のノミネート作品10本の名シーンを散りばめたオープニング映像が上映。2人が映像の中に登場して大活躍するという、パロディー仕立てのものになっているそうだ。パロディー映像を上映するという趣向は、アカデミー賞の司会者を8度も務めた俳優ビリー・クリスタルが始めたもの。進行表によれば、プログラムが3分の2ほど進んだところでゲスト司会者によるコメディーパフォーマンスが行われることになっており、その司会者がビリーなのではないかとうわさされている。

 ビリーが司会していたときのアカデミー賞授賞式は、現在のような視聴率の心配もなく、映画業界自体も平和な時期だったといえる。そんな時代を象徴する存在のビリーが登場すれば、授賞式が盛り上がること必至だ。

 さて、助演男優賞と助演女優賞のプレゼンターは、去年の受賞者が務めるのが定番となっていた。例年通りであれば、今年は映画『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツと『プレシャス』のモニークがプレゼンターとして登場するはずなのだが、両者とも欠席とのこと。クリストフは出演映画の撮影スケジュールが折り合わなかったため。そしてモニークはアカデミー本部からプレゼンターとしての出席リクエストを再三受けていたが、結局辞退。理由は明確にされていなかったが、彼女はすでにアカデミー賞ノミネーション発表の司会を務めており、着飾り疲れてしまったか。

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 面白いのは授賞式中に予定されていたがキャンセルになった出し物もあったということで、なんとジェームズがシェールに女装して、映画『バーレスク』の主題歌を歌うというパフォーマンスが予定されていたが、結局ボツになったらしい。理由としては、『バーレスク』がアカデミー賞候補にならなかったということと、ジェームズの歌唱力が、かなりいただけないものだったからだとか。リハーサル中も音程をはずしてばかりだったジェームズは平謝りの連続だったということで、抜群の演技力を持つ彼も、歌声までは残念ながら一昨年の歌って踊れる司会者ヒュー・ジャックマンのようにはいかなかったというわけである。

 公開された進行表の内容が本当なのかどうかは本番までのお楽しみだが、どちらにしても、豪華絢爛(けんらん)な楽しいアカデミー賞授賞式となることだろう。

 アン・ハサウェイとジェームズ・フランコが司会を務めるアカデミー賞授賞式は、現地時間2月27日にコダック・シアターで開催。日本ではWOWOWにて2月28日午前9時30分より生放送される。
(文・取材:明美・トスト/Akemi Tosto)

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