スタントマンの家族が日本の震災で行方不明に ローズ・マッゴーワン、人気トーク番組で自分の無力感を明かす
映画『グラインドハウス』『ブラック・ダリア』の女優ローズ・マッゴーワンが、現在撮影中映画で自身のスタントを務めているスタッフの家族が東北地方太平洋沖地震で行方不明であることをテレビのトーク番組で語った。
ローズは、トーク番組エンターテインメント・トゥナイトで、現在撮影中の映画に触れ、「わたしのスタントを務めてくれている女性は日本人とのハーフなんだけど、仙台に住んでいる彼女の家族が今回の災害で行方不明になっているの」と今回の震災がもたらした影響について語った。現場で落ち込んでいるスタッフを慰めようとするたび無力感にさいなまれているというローズは、「家族が行方不明であるという事実を認めようとしている彼女を見ているのは、本当につらいことよ」と被災者やその家族の現状に思いを馳せている様子だった。
日本の有名人同様、海外セレブにも、ローズのようにテレビやラジオ、インターネットといったメディアを用いて災害の深刻さや被害の現状を伝えている人は多い。彼らは、レディー・ガガをはじめとして、チャリティーグッズやイベントを企画するなど支援活動にも積極的に取り組んでおり、今後も同種の企画が出てくることが予想される。復興の助けになりたいと願っている人たちは、海の向こうにもたくさんいる。