『パイレーツ・オブ・カリビアン』第5作目の製作はすでに始動 今後は1作完結 カギを握るのはジョニー・デップ
5月20日に世界同時公開を迎える大人気シリーズ最新映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』のプロデューサーを務めるジェリー・ブラッカイマーが、現在開催中のシネコンで、次回作以降の構想を明らかにした。USAトゥデイほか複数のメディアによると、すでに第5作の製作は始まっており、今後は1作ごとに完結するシリーズになるという。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』場面写真
以前より第5作製作の話は出ていたが、ビジネス・インサイダーによると、ブラッカイマーは、これまでのシリーズ同様、テリー・ロッシオの手により第5作の脚本が執筆開始されていることを明言。同時に、その作品が独立した1作完結形式であるとも語っており、まもなく公開される映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』に近い作品となるのだという。
USAトゥデイによると、すでに行われた試写会での第4作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』の評判は上々。ブラッカイマーは、ロブ・マーシャル監督と共に受けたインタビューで、「まったく新しいストーリーであることがよかったみたいだね」と一新したキャストや舞台設定が成功の一因であることを明かすと、「また、次の作品ではまったく新しいものを見せることができると思うよ。もっとも、それはジョニー次第だけどね」とジャック・スパロウ演じるジョニーが今後のシリーズの鍵を握っていると笑い交じりに語った。
ジョニー・デップのほか、オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイがレギュラー出演していた作品群では3部作で一つの作品という性格が強く、次の3部作もそうなるという見方がこれまでは多かった。今回のブラッカイマーの発言は多くのファンや関係者にとっても意外なものだったが、今後のシリーズを持つ楽しみがまた一つ増えたということもできそうだ。(編集部・福田麗)
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』は2011年5月20日世界同時公開