『ヱヴァ新劇場版:破』の原画集が5月発売決定 カラーページを含む上下巻とボリュームアップ
2009年に公開された映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の原画集が5月28日に発売されることが明らかになった。カラーページを含む上下巻として刊行され、下巻は夏の発売を予定。上巻と同時に、以前発売されていた『新劇場版:序』の原画集も再販される。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 アニメーション原画集」は、原画集シリーズ「Groundwork of EVANGELION」の7冊目として刊行される。5月に発売される上巻には、前半部分の原画を集約。本作より『新劇場版』に登場する式波・アスカ・ラングレーの表紙が目印だ。後半部分の原画を収めた下巻は今夏刊行予定となっている。
また、本作の刊行に合わせて、「新劇場版:序 原画集」の再刊も決定。こちらは全1冊328ページとなっているが、「破 原画集」にいたっては上巻だけでカラー16ページを含む320ページを予定しており、前作に比べてはるかにボリュームアップ。本作がシリーズ初出演の真希波・マリ・イラストリアスの原画も収録されており、十分な見ごたえとなっている。
テレビシリーズの監督、そして『新劇場版』では総監督を務める庵野秀明の原画に懸ける思いは「いわゆる、映像の持つ魅力の一つに 『画』 というものがある。それは、作り手のピュアなイメージを具象化し、映像として定着できるアニメーションにおいては特に顕著ではないかと思う」から始まる文章を、「新世紀ヱヴァンゲリオン 原画集」の第1巻に寄せていることからも明らか。アニメーション作品となったキャラクターたちが発するのとはまた違う、別の魅力を備えている原画は、ファンならずともぜひとも見ておきたい代物だ。(編集部・福田麗)
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 アニメーション原画集」上巻は5月28日に発売 予価: 3,675円(税込み) 下巻は夏発売予定 発行元:株式会社カラー 販売元:株式会社グラウンドワークス