ヒッチコックの『泥棒成金』、パラマウント・ピクチャーズのもとでリメイク
ケイリー・グラントとグレイス・ケリーが主演したヒッチコックの映画『泥棒成金』が、パラマウント・ピクチャーズのもとでリメイクされることがDarkHorizons.com明らかになった。
同作について、映画『ピラニア 3D』や『噂のアゲメンに恋をした!』を執筆したジョシュ・ストールバーグが、映画サイト、ムビーホールで語った内容によると「今度の作品は、僕がボビー・フロールシェイムと共同執筆して、パラマウント・ピクチャーズのもとで映画『グリーン・ホーネット』や『バウンティー・ハンター』のニール・H・モリッツがプロデュースすることになる。ヒッチコックの『泥棒成金』は、僕の好きな映画の一つで、違ったアングルで楽しく執筆できたと思う。今回は、よりモダンな設定で、機械装置などを多用した強盗やアクションが繰り広げられることになる」とのことだ。
現在はキャスティング過程に入っていて、ギリシアのサントリーニ島をロケーションに設定する予定でいるそうだ。
オリジナルは、屋根裏を華麗に飛び歩いていた“猫”の異名を持つ宝石泥棒のジョン(ケイリー・グラント)が、リヴィエラの別荘で悠々自適に堅気の生活を送っていた矢先、“猫”が再び活動し始めたというニュースが舞い込んできて、ジョンはそのニセモノの調査に乗り出すというスリラー作品で、グレイス・ケリーとのラブ・ロマンスも注目の映画だった。
ちなみに、オリジナル作品はヒッチコックの作品で唯一、パラマウント・ピクチャーズのもとで公開された映画で、他のヒッチコック作品はユニバーサル・ピクチャーズのもとで公開されていた。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)