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映画『ノルウェイの森』水原希子の初披露写真も!写真家レスリー・キーのチャリティ写真展がイタリア で開催

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美しい水原希子の撮りおろし写真も
美しい水原希子の撮りおろし写真も - Andy Kropa / Getty Images

 4月12日、写真家のレスリー・キーが東日本大震災チャリティ写真展をイタリアのミラノで行い、映画『ノルウェイの森』で女優デビューを果たした、モデル・水原希子の撮り下ろし写真も初披露された。レスリーが「これは僕の第一段のチャリティ企画」と発した本写真展は国際家具見本市・ミラノサローネで行われ、雑誌とポスターの売上はすべて赤十字社へ寄付するという。

映画『ノルウェイの森』場面写真

 展示作は、モデルや映画監督からアスリートまで世界的に活躍する10人の大和撫子が一堂に会した「Muse of Tokyo」、古今東西の映画をテーマに、12人の女優、俳優がラブストーリーを演じた「Tokyo Love Story」、そして、歌手、写真家、総合格闘家など、個性溢れる10人の夢をファッション・ストーリーとして表現した「Dreams」の3テーマで約90点。なおかつ、被災地へ足を運び、被災地への希望と祈りを写し込んだ作品も紹介しているという。

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 実は、レスリーは震災直後からツイッターで「僕は日本人ではありませんが、誰よりも日本が好きで、誰よりも東京を愛する気持ちを強く持っています。僕と同じように何かしたいけど、どうしていいかわからない方がいらっしゃいましたら、是非僕と共に希望を心強く信じて! 希望の灯は決して消えません」といった力強いメッセージを発し続けている。しかも、3月27日には被災地の宮城県石巻市と女川町へ赴き、被災者の方々の話しに耳を傾けて彼らの精神面をサポートした。彼は、その体験からも「心のケアが一番足りない」と訴え、メディアを通してでは「被災者の苦しみなど、皆さんは絶対想像出来ません」とも表現している。

 2006年には、スマトラ沖地震の津波被害者へのチャリティを目的として、アジアの有名人300人を撮り下ろした写真集「SUPER STARS」を発売して話題になったレスリー。そのことも「当時、ニューヨークに住んでいた僕はそのニュースを見て胸騒ぎが収まりませんでした」と触れ、写真家として自分に何かできる事がないかと考えた末に思い立ったと述べている。このことからもわかるのは、国籍は違えども他者を敬い思いやる気持ちは、やはり万国共通なのだということ。

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 レスリー・キーはシンガポールに生まれ、フォトグラファーとしてアジアを中心に活躍の後、拠点をニューヨークに移し、2005年から日本に拠点を構える。VOGUE、ELLEといった雑誌、広告、CDジャケットなど多方面で活躍。本写真展は、そんな彼のヨーロッパデビューを応援するために計画され、雑誌「SUPER流行通信」と日本人女性が手掛けるブランドとして唯一ミラノコレクションに公式参加する「ANTEPRIMA/アンテプリマ」が主催し、4月17日まで実施される予定だ。(南 樹里)

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