茨城県出身の羽田美智子、自転車で募金活動に出発!新婚の夫からは「がんばれ」と送り出される
今年で創立20周年を迎えた芸能事務所のレプロが、社会貢献プロジェクト「レプロ・ハピチャリプロジェクト」を立ち上げ、記者発表&約4か月間かけて自転車で全国を回り募金活動を行う「ハピチャリ募金部」のスタート式が5日に神宮外苑で行われた。第一走者を務める女優の羽田美智子は「たくさんの方の善意をいただきながら、被災地との架け橋となって元気と笑顔を届けたい」と意気込みを語り、約100人のライダーに見送られて自転車でスタートした。
「レプロ・ハピチャリプロジェクト」には「募金部」のほか、ユニクロなどの企業とタイアップ企画を行う「文化部」、所属タレントたちが全員でオリジナルソング「虹の向こうへ」を歌う「音楽部」、子どもたちの夢を応援する「夢応援部」などがあり、活動を通じて集まった募金や収益金は全額チャリティー団体へ寄付される。今後「ハピチャリ募金部」で走行予定のタレントは新垣結衣、川島海荷、中村蒼、菊地亜美(アイドリング!!!)大川藍(アイドリング!!!)、吉川ひなの、池内博之ら。
Tシャツにジャージという服装で登場した羽田は、本プロジェクトについて「(レプロのタレントは)個々の仕事をすることが多いので、同じ目的に向かって一つのことをするのは少なかった。このプロジェクトを通じて事務所の中で輪ができた。それが世の中に広まり、たくさんの方の善意をいただきながら、被災地との架け橋となって元気と笑顔を届けたい」と笑顔を浮かべながらも真摯(しんし)な面持ちで語った。羽田といえば茨城県出身。東日本大震災により見慣れた建物が倒壊した様子や、周囲の人々が精神的ダメージを受けている姿を目の当たりにしたそうで「直接被災された人はもちろん、見守るわたしたちの心にも痛みがあった震災。一日も早くみんなが笑顔になって、心から笑える日が来ることを願ってやみません」と被災地の早期復興を願った。
また、交際していた水中カメラマンと5月5日に結婚した羽田は、本プロジェクト参加に当たって、ボランティア熱心だという夫に「がんばれ」と送り出されたことを明かした。新婚生活については「(夫とは)付き合いが長かったので……でも心強くなりますね」と語った。所属タレントたちと一緒に募金活動を行った後、自転車に乗って「ハピチャリ募金部」のスタートを切った。(肥沼和之)