夫婦で不妊治療に取り組む石田純一、「一日も早くお父さんになりたいです」 と子どもを切望
俳優の石田純一と教育評論家の尾木直樹が23日、スペースFS汐留で行われた映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』のトークショーに出席。石田は現在妻でプロゴルファーの東尾理子と不妊治療を始めており、父親としての自分の心境を報道陣の前で明かした。
本作は魔法使いナニー・マクフィーが、独自のレッスンを通して子どもたちを成長させていく物語。ファミリー向けの映画と思われがちだが、内容がとにかく深いと2人とも口々に絶賛し、石田は「これはストレートに感動しました。会社の上司・部下の関係や、夫婦でも応用できます」とマクフィーの教えに共感しきり。「今まで生きてきて自信を持っていた部分もあったけど、今回は崩されました。何かを強力につかんだと思います」と本作の見どころをアピールした。
さらに、現在妻でプロゴルファーの東尾理子と不妊治療を始めている石田は「一日も早くお父さんになりたいです。今だったらもっとうまくやれるだろうという思いもあります」と子どもを切望している気持ちを明かす場面も。一方で、過去には離婚した女性との間にいしだ壱成をもうけている石田は、父親として、ただ子どもが必要なときに存在して、金を送ればいいなどと考えていた過去を振り返り、「僕はあまりいい父親とは言えません」と反省の弁も口にした。それでも今は「子育てを今度こそ最初からつきっきりでやってみたいです」と真っすぐに語る石田に、尾木も「石田さん、がんばって成功してね」とエールを送り不妊治療を行う石田を勇気づけていた。
また石田は、22日に入籍したことが報道された、サッカー日本代表の松井大輔と女優の加藤ローサの結婚に触れて「これから人生の2人のワールドカップが始まりますね」と祝福の言葉を送っていた。
映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』は、不思議な魔法使いナニー・マクフィーが活躍するファンタジー・シリーズの第2弾。戦時下のイギリスを舞台に、5人のわんぱくな子どもたちに助け合いと思いやりの気持ちをナニー・マクフィーが教える様子を描く。ファンタジーならではの奇想天外なビジュアルと感動のラストにも注目だ。(取材・文:中村好伸)
映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』は7月2日より有楽町スバル座ほか全国公開