楽しんご、自殺も考えた壮絶人生語る!「小学校のときは女の子が好き、中学生で男性が好きに」
21日、お笑いタレントの楽しんごが自身の体験をつづった書き下ろし自叙伝「泥だらけの制服」の発売記念握手会を新宿の福家書店で行い、壮絶なイジメ体験や自殺も考えたことなどを明かす一方で、イケメンアナウンサーといちゃつくなど、会場を大いに盛り上げた。
定番ギャグの「ドドスコ」を封印するほど「この本に関してはお笑いではない」と真面目に語った楽しんごは、小学校のときはまだ女の子が好きだったというが、中学生になって男性が好きになったと明かした。「当時はおかまといわれてつらかったです。思い詰めて自殺も考えました。といってもまだ生きているんですけど。自分でも読み返したら泣いちゃうところがあった」と目をうるませつつも「書いていてつらい時期もありましたが今はそれも通り越しちゃいました。いまは書き終えてスッキリしました。いろいろな人に感想をいただきたい」と最後にはいつもの明るい表情に戻っていた。
ブレイク中でバラエティにドラマに大忙しの中、楽屋などで執筆したといい、「朝まで書いてましたね。全部で5か月くらいかかりました。テレビでは言えないこともいっぱい書いてある」とコメント。また書いていいのか迷った個所もあったとも述べ「読む人がどんな印象を持つかわからないですが、この内容についてきてくれる人が本当のファンかも」と本音も見せていた。
もし書籍が実写化されたらとの質問には「自分が主演になります」と売り込みにも余念がなく、東幹久の声まねで「売れるっしょ」と気合十分だった。またイケメンアナウンサーから「印税はどうするんですか」と質問されると、タイプだったようで意味ありげにジッと見つめる楽しんご。視線に恐縮するアナウンサーに対し「ホストクラブに使っちゃう。いやらしくなっちゃうのでやめてください」と茶化しながら、いちゃつくなどして会場の笑いを誘っていた。
だが最後に真面目な顔に戻ると、「イジメなどに苦しんでいる同じ境遇の子供たちに読んでもらいたい」とアピールした。
本書は大ブレイク芸人・楽しんごが自身の半生を記した自叙伝で、壮絶なイジメ体験や男性とのファーストキスなどを赤裸々につづっている。(池田敬輔)
書籍「泥だらけの制服」はワニブックスより発売中 価格:1,300円(税込み