ロンブー淳、政界進出をきっぱり否定!「皆に叩かれて何のメリットもない」
2日、吉本芸人による「あなたの街に“住みます”プロジェクト」第1弾プロジェクト発表会見に出席したロンドンブーツ1号2号の田村淳が、かねてよりうわさされていた政界進出について、「全然ないです。皆に叩かれて何のメリットもないですから」と笑顔で否定した。なお、吉本興業株式会社東京本部で行われたこの日の会見では、「あなたの街に“住みます”プロジェクト」第1弾が、田村が観光特使を務める愛知県犬山市にて行われることが発表された。
今年の4月より愛知県犬山市の観光特使を務めている田村。公私で10回以上訪れているという犬山市の魅力として、国宝に指定されている犬山城を挙げ、「日本のお城の中で犬山城が一番好きです。食べ物はお城の下にある喫茶店のナポリタンが最高。城下町では串グルメがすごくはやっています」と知識を披露し、すっかり板についた観光特使ぶりをアピール。ところが「政治家になって犬山市を盛り上げたい気持ちは?」とかねてからささやかれている政界進出について聞かれると、「全然ないですね。政治家になっても皆に叩かれて何のメリットもないですから」と笑顔で否定。さらにこの日来場した犬山市市長に、「(田村を)後継者として考えておきます」と告げられると、「考えなくていいです! そこだけ(報道で)クローズアップされるんですから!」と苦り切った様子だった。
そして田村は、この日観光特使”見習い”に任命された後輩芸人のサムタイズ(増田繁紀・井上彩輝)に対して、「見習いの仕事ぶりを見て、貢献していると思えば特使に昇格です。ただ僕は厳しいですよ、いまだに相方のこと認めていませんから」と一言。さらに、大好きだという犬山市の唯一の悪い点として「観光をするには最高ですが、青年団の酒グセが悪い。行ったらすごく酒を飲ませて、太いソーセージを食わせようとするんです」と暴露し、犬山市市長ともども会場を爆笑で包み込んでいた。(肥沼和之)
「あなたの街に“住みます”プロジェクト」の第1弾として、今後サムタイムズは犬山市に移住。人力車の車夫や鵜飼いの船頭になり、お笑いを交えながら観光案内などを行って地域の発展に貢献していく。また同プロジェクトの第2期として、街や地域を盛り上げる企画やアイデアを2012年3月31日まで新たに募集する。詳細は「あなたの街に“住みます”プロジェクト」公式ホームページを参照。