トロント国際映画祭、クロージング作品はビル・ナイとレイチェル・ワイズ出演のスリラー
9月にカナダで開催されるトロント国際映画祭で、クロージング上映作品にビル・ナイとレイチェル・ワイズ、レイフ・ファインズ出演のスリラー映画『ページ・エイト(原題)/Page Eight』が決まった。
この作品は、ロンドンを舞台にしたスパイ映画で、もともとはイギリス国営放送BBCでの放送用に作られたもの。ナイが演じるMI5の諜報員ジョニーが、上司であり友人だった男の死をめぐる謎に巻き込まれていく物語。レイチェルはジョニーの隣人で政治活動家の女性を演じている。
トロント国際映画祭では、ロックバンド、U2を描いたドキュメンタリー映画がオープニング上映されるほか、ブラッド・ピット主演の『マネーボール(原題) / Moneyball』、マドンナの監督作『ダブリュー・イー(原題) / W.E』や、ニコール・キッドマン主演のスリラー『トレスパス(原題)/Trespass』、ロバート・デ・ニーロ主演の『キラー・エリート(原題)/Killer Elite』など話題作が続々と出品される予定。またレイチェルは出演作『ザ・ディープ・ブルー・シー(原題)/The Deep Blue Sea』も上映されることになっている。トロント国際映画祭は9月8日から18日まで開催される。(竹内エミコ)