ビヨンセ、これまでの人生を振り返る圧巻のステージ!22秒でチケット完売したライブにレディー・ガガも来場!
日本でも人気の高い世界の歌姫・ビヨンセが19日、ニューヨークのローズランド・ボールルームで最新アルバム「4」を引っ提げ公演を行い、自身のキャリアを振り返りながら圧巻のパフォーマンスで観客を魅了した。
ソロアルバム4作目となる「4」にちなみ、「4 INTIMATE NIGHTS WITH BEYONCE」と題したニューヨーク4公演を行ったビヨンセ。2,500人から3,000人収容規模という至近距離でビヨンセのパフォーマンスを堪能できる会場で限定4公演というスペシャルなライブは、チケット発売からわずか22秒で完売してしまうほど人気を集めた。最終日となるこの日は、夫のJAY-Zをはじめ、レディー・ガガやポール・マッカートニーら大スターも来場した。
熱狂的なファンが埋め尽くす中、ビヨンセはゴールドのラメが輝くミニドレスで登場。「小さいころはマイケル・ジャクソンに夢中だったの」と思い出を語り、「I Wanna Be Where You Are」のカバーを披露した。そして、自身の人生を振り返るようにデスティニーズ・チャイルド時代の曲に突入し、成功をつかむまでの苦労を寸劇で再現するなど、コミカルなパフォーマンスも見せ観客のボルテージはヒートアップ! これまで何千回も披露してきた曲でも新鮮さを感じさせるビヨンセのすごみがあらわに。
また、ソロデビュー後のヒット曲もライブならではの聴かせる歌い方で披露したビヨンセ。客席から20メートルあるかないかの手が届きそうな距離感で時にはピアノの上に飛び乗るシーンも見られるなど、パワフルなステージは続き、最新アルバム「4」からしっとりとしたバラードを歌い上げた。総勢20名のオーケストラをバックに壮大なスケールで観客を魅了したビヨンセは「世界中を旅してようやく自分が誰なのかわかった」と胸中を明かしており、キャリアの再確認ともいえる今回の特別なステージをファンに送った。
女優としても活躍しているビヨンセは、10月から映画『スター誕生』の撮影に入るといい、来年2月には本格的なワールドツアーも予定されている。多忙な日々でも輝きを失わないことこそが、ビヨンセ最大の魅力といえるかもしれない。(編集部・小松芙未)
ビヨンセのニューアルバム「4」は発売中