レクター博士が主人公!米テレビシリーズが本格始動!!
映画『羊たちの沈黙』『ハンニバル』のレクター博士ことハンニバル・レクターを主人公にしたテレビドラマ「ハンニバル(原題)」の放映権を、米NBCが獲得したとデッドラインが報じた。9月に製作会社Gaumont International Television(GIT)が、同ドラマの製作を発表していたが、ついに本格始動となったようだ。
レクター博士が登場する一連の映画シリーズは、トマス・ハリスのミステリー小説を映画化したもの。精神科医で猟奇的殺人犯のレクター博士は、アンソニー・ホプキンスのはまり役となった。「ハンニバル(原題)」では、エクゼクティブ・プロデューサーを、テレビドラマ「プッシング・デイジー ~恋するパイメーカー~」シリーズのブライアン・フラーと、2001年の映画『ハンニバル』からシリーズにかかわっているマーサ・デ・ラウレンティスが担当。ブライアンは、すでに13話分の脚本に着手しており、NBC側のゴーサインが出れば、同ドラマはパイロット版を経ず、シリーズ化となるという。
出演者の発表はされていないが、若き日のレクター博士の物語を描くとされており、アンソニーが出演、少なくとも主演することはなさそう。ファンタジックでキュートなラブストーリー「プッシング・デイジー ~恋するパイメーカー~」を製作していたブライアンが、身の毛もよだつレクター博士の物語をどう指揮するのか、キャストの発表と共に、ブライアンの手腕にも注目したい。(編集部・島村幸恵)