「牙狼<GARO>」小西遼生&肘井美佳、ファンの声援にしみじみ!!テレビ放送に先駆けた劇場上映は超満員!!
18日、テレビ放送に先行して劇場で上映されていたテレビ特撮ドラマ「牙狼<GARO> ~MAKAISENKI~」前半最終トークショーがシネ・リーブル池袋で行われ、本作に出演する小西遼生、肘井美佳が出席、立ち見の出る超満員の観客に向かって、来年放送予定の後半に対する期待感をあおっていた。
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2005年にテレビ放映がスタートした「牙狼<GARO>」シリーズは、人間の心の闇に巣食う魔獣ホラーと、彼らを倒す宿命の魔戒騎士の戦闘の日々を映し出してきたアクションホラードラマ。原作者である雨宮慶太監督が総監督を務め、ハイクオリティーな特撮映像技術と緻密に構成されたストーリーとが融合し、熱狂的ファンを生みだしてきた。テレビシリーズ終了後も映画版、テレビスペシャル版、スピンオフと「牙狼<GARO>」ワールドは飛躍的な進化を遂げており、今年の10月6日からはテレビシリーズ第2弾も放送中。さらに9月24日からは全国5都市の劇場で、前半部分(1話~12話)の連続スクリーン上映を敢行。テレビ放送に先駆けてテレビドラマを映画館で上映するのは異例の試みではあるが、劇場は連日大盛況。男性ファンのみならず、女性ファンも多数来場しており、幅広い層に支持されていることがうかがえる。
本ドラマシリーズの見どころの一つとして、主人公・冴島鋼牙(小西)と、本作で久々にシリーズに復帰したヒロイン・カオル(肘井)の二人のもどかしい関係性がどのように進展していくのかという点が挙げられるが、小西も「カオルが(本シリーズで)出てきたのはうれしかったですね。(映画版の)『牙狼 ~RED REQUIEM~』はカオルはいなかったんですけど、(劇中に出てきた)金魚にカオルという名前をつけたりして、(鋼牙は)どれだけさみしがりなんだという話ですよね」と冗談交じりに会場に語りかけていたが、これまでの二人をやきもきしながら見守ってきた客席は納得した表情でうなづいていた。
本シリーズが撮影が行われたのはおよそ1年前。それが現在、テレビで放映され、さらに劇場で上映されることに対して肘井が「こうしてリアルタイムで皆さんと一緒に観られるのってご縁だなと思いますよね。『牙狼<GARO>』の世界に生きているって感じ……?」としみじみつぶやくと、突然に「『生きてるって何だろ?』っていうのあったよね」と肘井に語りかける小西。それはまさに「笑う犬の冒険」でネプチューンの原田泰造、堀内健が披露したコント「テリー&ドリー」のフレーズであったが、さらにそのフレーズに「生きてるってなーに?」と肘井がかぶせるなど、久々の共演ながら、息のあったところを見せる二人だった。
そして最後に小西が「ここまで(シリーズが続いたのは)応援してくださる方がたくさんいるからです」と感謝の念を述べると、肘井も「これが来年の3月まで続いて、また皆さんの前に現れる機会があると思います。少し早いですが、よいクリスマスを、よいお年を!」と来年から放送予定の後半に向けて期待感をあおっていた。(取材・文:壬生智裕)
「牙狼<GARO> ~MAKAISENKI~」はテレビ東京系ほかにて放送中
シリーズ後半(16話~24話)のプレミアムレイトショーは、シネ・リーブル池袋ほかの劇場で2012年1月7日より公開