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ダイアン・キートン、過食症時代に1日2万キロカロリー食べていた!

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ダイアン・キートン
ダイアン・キートン - Fotos International / Getty Images

 映画『ゴッドファーザー』シリーズや、映画『アニー・ホール』『マンハッタン』をはじめとするウディ・アレン作品の常連として、彼とは公私ともにパートナーシップを築いたダイアン・キートンが、最近出版された初の自叙伝「Then Again」の中で、過食症に苦しんだ時期があり、1日2万キロカロリーも食べていたことを告白している。

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 Daily Mail(電子版)が伝えた著書の内容によれば、キートンは、朝食にバター付きコーンマフィンを12個、目玉焼き3つとベーコン、パンケーキ、チョコレートミルク4杯、昼食には、バター付きステーキ3枚、サワークリーム付きのベイクドポテトを2個半、アップルパイと、ナッツ付きのチョコレートサンデー、そして夕食には、ケンタッキーフライドチキンをバケットで一杯分、ブルーチーズとケチャップ付きのフライドポテト、レトルトのTVディナー(主食と副菜がプレートでセットになってるもの)を2つ、チョコレートコーティングのアーモンド、7upのラージボトル、ピーナツのスナックを1ポンド分、M&Mチョコ、マンゴジュース、パウンドケーキ、バナナクリームパイを3つ。1日でおよそ2万キロカロリーを摂取し、そして吐き続けた。常に胸やけ、消化不良、生理不順、低血圧に悩まされ、虫歯が26箇所もできたのだそう。

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 そうした過食の時代は、20歳から25歳までの5年間続いたと言う。それは、キートンが舞台版「ボギー!俺も男だ」のオーディションでアレンと出会い、交際を始めた初期の時期にほぼ重なる。キートンは著書で、「ウディに抱いていた強い恋心さえも、過食への衝動を抑えることはできなかった。哀れよね。でも本当だったの」と述べている。

 食欲旺盛なキートンに驚きはしたものの、過食症とまでの病に気付かなかったアレンは、単にひどい不安感に襲われているのだろうと、精神分析医にかかることを勧めた。キートンは、18か月間、毎日分析医に会ったと言う。そして5年経ったある日、これと言った理由もなく、突然ノーマルな食生活に戻ったそう。

 著書では、アレンとの別れ、そしてその後のウォーレン・ベイティアル・パチーノとの恋愛についても触れられている。

 『アニー・ホール』で若くしてアカデミー賞主演女優賞に輝き、以来、名実共に個性派そして実力派女優としての名をほしいままにしてきたダイアン・キートンだが、脚光を浴び続ける彼女の、一人の女性としての苦闘と努力の連続だった人生が垣間見られる自叙伝のようだ。(鯨岡孝子)

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