「東京ラブストーリー」上海で無断ミュージカル化!フジテレビが抗議!
1991年にフジテレビで放送された大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」が、上海の劇場にて無断でミュージカル劇として公演されていることが明らかになった。フジテレビは14日に主催者側へ抗議文を送ったが、正式な返答を得ていないとコメントしている。
「カンチ」と「リカ」の愛称で親しまれ、社会現象になるほどの人気を集めた月9ドラマ「東京ラブストーリー」。鈴木保奈美と織田裕二主演で最高視聴率32.3%を記録した同ドラマは、上海でもテレビで吹き替え版が放映されるなど知名度は高いが今回、中国・上海市内にある劇場「蘭心大戯院」がフジテレビに無断でミュージカル劇として公演していることが発覚した。
この舞台は今月19日まで公演される予定だが、宣伝・販促物に無断で名前を使われるなどしたフジテレビは、ドラマの著作権を侵害する行為として停止を求める抗議文を、14日に弁護士を通して主催者へ送付したことを明かし、現在は相手側からの正式な回答を待っているところだという。皮肉なことに同舞台は現地で好評なようで、チケットは売り切れ状態だといわれている。今後の動向も注目されそうだ。(編集部・小松芙未、細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)