セレブにも容赦ないサウスウエスト航空、今度はカントリー歌手ジョン・リッチを飛行機から降ろす
客からの苦情や乗務員のその場の判断で、乗客を飛行機から降ろすニュースが多いサウスウエスト航空が、今度は大御所のカントリー歌手ジョン・リッチを飛行機から降ろしたという。
WENNによるとジョンは、ほかの乗客何人かと口論を始めたらしく、飛行機を降りるよう指示されたらしい。サウスウエスト航空側は客を降ろしたことは認めているが、名前は明かさず、「この客が連邦航空規則のもと飛行機に乗れる状態ではないと判断したため降りてもらいました」とコメントしている。サウスウエスト航空は、彼を次の便に乗せる手続きをとったらしいが、彼はこれを拒否し、自分でほかの手段を用意したため、チケットの払い戻しを行ったとのこと。
ジョンはケーブル局CMTで、カントリー歌手になる競争型リアリティ番組「ゴーン・カントリー(原題) / Gone Country」を持っていた。勝者はジョンがプロデュースしたカントリー曲のシングルを発売でき、第1シーズンの勝者はフリオ・イグレシアス・Jr.だった。
サウスウエスト航空はこれまでに、太りすぎを理由にケヴィン・スミス監督の搭乗を拒否しているほか、腰パンで飛行機に乗り、注意されてもズボンを上げなかったグリーン・デイのボーカル、ビリー・ジョー・アームストロングなどを飛行機から降ろしている。(澤田理沙)