リチャード・ギアがスパイ役! 60歳を超えてアクションスタントに自ら挑戦した本格サスペンス予告編公開!
リチャード・ギアが元CIAの捜査官にふんし、謎に包まれたソビエトの伝説的スパイを追うサスペンス・アクション『顔のないスパイ』から、リチャード自身がスタントにも挑戦したという、リアリティーあふれる迫力のアクションを期待させる予告編が公開された。
リチャード・ギアがスパイ役に挑戦!映画『顔のないスパイ』予告編映像
本作は、今年62歳となったリチャード・ギアが、いぶし銀の魅力を発揮するサスペンス・アクション。ギア演じる元CIA捜査官ポールが、上院議員殺害事件の捜査線上に浮上したソビエトの伝説的スパイ、コードネーム「カシウス」を追う姿を描く。
元スパイを演じるリチャードは、アクションスタントにも自ら挑戦したそうで、予告編でも、全力で犯人を追うチェイスシーンや銃撃戦、さらに『ボーン・アイデンティティー』シリーズを思わせる格闘術を披露する姿が確認できる。特に格闘戦では、ロシアの軍隊格闘術「システマ」が応用されており、リチャードが撮影中に肩を脱臼したと報じられたこともあるなど、リアリティーあふれるファイトシーンには期待が高まる。近年『HACHI 約束の犬』や『アメリア 永遠の翼』など、比較的温和な作品への出演が目立ったギアの、ハードボイルドな一面を見ることができそうだ。
メガホンを取ったのは、映画『3時10分、決断のとき』、『ウォンテッド』の脚本を手掛けたマイケル・ブラント。ブラント監督は本作でも脚本を手掛け、存在さえ不確かな伝説のスパイを追う、二転三転する緊迫の物語を、自らの手で盛り上げる。共演者には、ポールとコンビを組む若手FBI捜査官役として『スパイダーマン3』でヴェノムを演じたトファー・グレイス、CIA長官役に『アメイジング・スパイダーマン』のマーティン・シーンが名を連ねる。リチャードのファンはもちろん、本格サスペンスに飢えていた映画ファンにとっても、注目の作品となりそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『顔のないスパイ』は2012年2月25日より新宿バルト9ほか全国ロードショー