『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督、次回作はタイムトラベル映画
映画『ラブ・アクチュアリー』で知られるリチャード・カーティス監督が、次回作に自らの脚本でSF映画を手がけることがわかった。
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カーティス監督が進めている企画はタイム・トラベルを題材にした低予算のSF作品『アバウト・タイム(原題)/About Time』。製作はこれまでカーティス監督が組んできた英スタジオ、ワーキング・タイトルが担う。現在キャスティングが進行中で、撮影は今夏に始める予定。
ニュージーランド出身のカーティス監督は、これまでイギリスを拠点に映画『フォー・ウェディング』や『ノッティングヒルの恋人』などイギリスを舞台にしたロマコメ作品を手がけてきた。2010年には英BBCのドラマ「ドクター・フー」のエピソードでドクターが画家ゴッホの時代にタイムトラベルする物語を執筆したことがあるほか、2000年にも同じく英BBCでタイムトラベルを題材にした短編映画「ブラックアダー:バック・アンド・フォース(原題) / Blackadder: Back & Forth」の脚本を書いた経験もある。新作映画はコメディーとドラマの混ざった内容になるようだが、数々のヒットを生んだカーティス監督がどんなSF作品を作り上げるのか楽しみなところだ。(竹内エミコ)