現代美術家・杉本博司に初めて長期密着!新撮し劇場公開が決定!『はじまりの記憶 杉本博司』
日本を代表し世界的に活躍する現代美術家・杉本博司の姿を追ったドキュメンタリー映画『はじまりの記憶 杉本博司』が、3月に劇場公開されることが決まった。
本作は、世界のテレビ番組の祭典、国際エミー賞のアート番組部門にノミネートされたWOWOWの「ノンフィクションW『はじまりの記憶 現代美術作家・杉本博司』」に新たな撮影シーンが加わり、劇場版として復活した作品。世界の第一線で活躍し続けるカリスマ現代美術家・杉本博司に初めて長期密着し、通常では見ることのできない創作の現場や杉本の素顔に迫っている。
杉本といえば、自然史博物館のジオラマを撮影した「ジオラマ」シリーズや全米の映画館などを舞台にした「劇場」シリーズ、世界各地の海を同手法で撮影した「海景シリーズ」が有名。写真家として芸術家のキャリアをスタートさせ、近年では能舞台や香川県にあるアートの聖地・直島の護王神社を設計するなど、発表する作品は多岐に渡っている。
そんな彼の行動に密着した本作には、建築家の安藤忠雄や狂言師の野村萬斎なども出演。ナレーションは女優の寺島しのぶが務めている。ニューヨークのメトロポリタン美術館やパリのポンピドゥーセンターなどに作品が所蔵されている杉本の意外な素顔に出会いたい。(編集部・小松芙未)
映画『はじまりの記憶 杉本博司』は3月31日より渋谷シアター・イメージフォーラムにてレイトショー上映