ついに完結!!『踊る4』で32個の最後!?「最後の辞職勧告」「最後の結婚」「最後の『、なんてな。』」……青島のラストはどうなる?
シリーズ第4弾で15年の歴史に終止符を打つことが発表された映画『踊る大捜査線 THE FINAL』で、11日より裏面に「最後の~」と32個の“最後”が記されたチラシが全国の劇場で配布開始されることがわかった。
チラシに記されているのは、「最後の辞職勧告」「最後の結婚」「最後の『、なんてな。』」など、32個の“最後”。青島は刑事をやめるのか? ついに煮え切らない関係を続けてきたすみれと結婚? 今はなき故・いかりや長介氏演じる和久さんの口ぐせ「、なんてな。」が再び聞けるのか? と何かとその真意を勘ぐってしまう目を引く“最後”が並んでいる。
しかし、忘れてはならないのは、これまで公開されてきた映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』のチラシや特報の数々。わかりやすいのは、第2弾『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の特報で、本編の中では爆破されないレインボーブリッジが、特報の中では爆破されているという演出があった。
つまり、『踊る大捜査線 THE MOVIE』シリーズのチラシや特報などといったプロモーションのための資料には、いつも嘘と本当が混在しているのだ。「最後の辞職勧告」「最後の結婚」「最後の『、なんてな。』」も、全て実際に第4弾の中に出てくる話かもしれないし、全てまったく第4弾に出てこない話かもしれない。
ただ、昨年12月に本作の制作を発表した際、フジテレビの映画事業局長・亀山千広が言った「第3弾のときから、第4弾でファイナルをと考えていた」という言葉に嘘はない。11日より配布されるチラシにも、「最後の、青島刑事。」という文字だけは、一際目立つところに、しっかりと記されている。織田裕二演じる人間味あふれる青島俊作という一人の刑事と、個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる湾岸署を舞台にした物語。その“最後”が、刻一刻と迫っている。(編集部・島村幸恵)
映画『踊る大捜査線 THE FINAL』は2012年9月より全国公開