『プレシャス』のリー・ダニエルズ監督とフォレスト・ウィッテカーがタッグか?ホワイトハウスに34年間仕えた黒人執事が主人公!
映画『チョコレート』を製作し、映画『プレシャス』でアカデミー賞にノミネートされ注目を浴びたリー・ダニエルズ監督がメガホンを取る新作『ザ・バトラー(原題) / The Butler』で、フォレスト・ウィッテカーが主演交渉に入っていることがハリウッド・リポーターによって明らかになった。
これは、ワシントン・ポスト紙に掲載されていたウィル・ヘイグッドの記事をもとに映画化される作品で、そのストーリーは1952年に元米大統領ハリー・S・トルーマンから、1986年の元米大統領ロナルド・レーガンまでの8名の大統領のもとで仕えた実在の黒人執事ユージン・アレンを題材にした作品で、ホワイトハウスで起きた歴史的史実を、ユージンの視点から見つめた回想劇として描かれることになっている。
さらに映画『カラーパープル』に出演し、映画『プレシャス』を制作してリー・ダニエルズ監督とタッグを組んだオプラ・ウィンフリーが、ユージンの妻役の交渉に入っているようだ。制作は、映画『スパイダーマン』シリーズをプロデュースしたローラ・ジスキンが担当し、配給はソニー・ピクチャーズが行うことになっている。
リー・ダニエルズ監督の作品に、アカデミー賞受賞経験のあるフォレスト・ウィッテカーが参加するとなれば、期待できる作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)