デミ・ムーア、大幅に画像修整を加えた姿で、化粧品メーカーの広告キャンペーンに登場
依存症と摂食障害でリハビリ施設で療養、退院後は休暇を過ごしていると伝えられていたデミ・ムーアが、大手化粧品メーカー、ヘレナ・ルビンスタインの広告キャンペーンに登場した。
公開された写真のムーアは、ここ数か月の体調不良や精神不安定さからの疲労感を一切漂わせていないばかりか、別人と見間違えてしまいそうなほど、若返った様相をかもしている。
シワやシミが皆無なムーアの写真には、フォトショップやエアブラシなどによって、コンピュータ上で大幅な画像修整が加えられたとされ、昨今の減量によってシャープになったあごのラインも丸みを帯びている。
ハリウッドレポーター紙(電子版)によれば、ルビンスタインとムーアは長年にわたって仕事をしてきており、今回のコラボレーションは、つらい時期にあるムーアに対して今後もサポートを続けるというメーカーの意思表示だという。
過度な画像修整によって、本来の姿を覆い隠し、若返りを肯定しているかのような広告の意図に、否定的な意見も数多く寄せられている。しかし、ムーアを応援するファンならば、彼女がキャリア復帰を遂げるための後押しになることを願わずにはいられないだろう。(鯨岡孝子)