シルヴェスター・スタローン、がんと戦う妹のため夜通しの看病
シルヴェスター・スタローンが、肺がんと診断され闘病中の妹トニ・ダルトのため、ベッドサイドで夜通しの看病をしているとW.E.N.Nが報じている。
トニは、スタローンの母親であるジャッキーさんと再婚相手との間の娘で、スタローンの異父妹にあたる。スタローン主演の『コップランド』や『オスカー』に端役で出演したルイス・ダルトとの結婚歴もある。
現在48歳というトニは、肺がんと診断され、かなり進行した段階にあるという。現在は米カリフォルニア州ビバリーヒルズにある、母親ジャッキーさんの自宅に滞在している。『エクスペンダブルズ2』や、アーノルド・シュワルツェネッガーと共演する脱獄アクション『ザ・トゥーム(原題) / The Tomb』など新作がめじろ押しで、大忙しのスタローンだが、報道によれば、その合間にもベッドサイドで彼女に寄り添ってあげているようだ。
ジャッキーさんはこの兄妹の関係に関して、「彼は、ずっと彼女の世話をしてあげてきたの」と語っている。スタローンは、昨年7月に父であるフランクさんを、やはりがんのため亡くしている。その悲しみや、家族への思いの深さは計り知れない。(編集部・西村重人)