情けないジョニー・デップもすてき!新時代のヴァンパイア映画『ダーク・シャドウ』テレビスポット全5パターンが公開!
ジョニー・デップとティム・バートンの黄金タッグが送るファンタジー映画『ダーク・シャドウ』のテレビスポット5パターンが公開されている。ジョニデが演じるのは、ヴァンパイアとは思えないほどユーモラスなキャラクター。くすくす笑いが漏れてしまうほどコミカルな今回のテレビスポットは、本日5月1日より全国でオンエアされている。
ティム・バートンと8度目のタッグを組む本作で、意外にも自身初のヴァンパイア役を務めるジョニデ。とはいえ、演じるバーナバス・コリンズが従来のヴァンパイア像を覆すかのようなキャラクターであることは今回の映像からも明らかだ。200年ぶりに目覚めたために時代錯誤な振る舞いを繰り返し、生きるために自分で輸血をする……といった、どこか憎めないおとぼけぶりには思わずにやりとさせられてしまう。
おまけにジョニデは、本作の基となっているテレビシリーズの大ファンだったということで、その演技にも力が入る。『シザーハンズ』のエドワードや『アリス・イン・ワンダーランド』のマッドハッターなど数々の難役をこなしてきたジョニデだが、本作のヴァンパイアはそれらを超えるはまり役といっても過言ではない。新たな代表作ともいえる一本だ。
また、ジョニデの盟友であるバートン監督にとっても、家族のきずなをテーマにした本作はまさにそのキャリアの集大成。家族をメインテーマにすえた『ビッグ・フィッシュ』はもちろんのこと、『チャーリーとチョコレート工場』などでもたびたび描かれていた「親子」や「家族」といったモチーフを「ヴァンパイア」と絡めながら、よどみなくストーリーを展開しており、その手腕を改めて見せ付けている。
ジョニデ、ヘレナ・ボナム=カーターといったバートン作品におなじみの俳優のほか、ミシェル・ファイファー、エヴァ・グリーン、ジョニー・リー・ミラー、クロエ・グレース・モレッツといった個性派が勢ぞろいした本作。ポップでコミカルでありながら、最後にはまさかの展開が。親子や家族、恋人同士など、親しい人と一緒に観たい作品に仕上がっている。(編集部・福田麗)
映画『ダーク・シャドウ』は5月19日より丸の内ルーブルにて全国公開