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ジミ・ヘンドリックスの映画始動で、ジミヘン遺産管理団体が声明を発表

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まだまだ遺産管理団体との話し合いは続きそうです - ジミ・ヘンドリックス
まだまだ遺産管理団体との話し合いは続きそうです - ジミ・ヘンドリックス - Joel Axelrad / Getty Images

 ギタリストのジミ・ヘンドリックスを描く映画が、アンドレ3000主演でいよいよ撮影開始となると報じられたことについて、ヘンドリックスの遺産管理団体が声明を発表し、楽曲使用について同団体の参与が必要だと考えを示した。

 映画『オール・イズ・マイ・サイド(原題) / All Is By My Side』は、1966年から67年、ヘンドリックスがロンドンに渡り、成功を収めたころに焦点を当てて描くもので、今月末にもアイルランドで撮影が開始されると報じられている。これに対し、ヘンドリックスの遺産管理団体は声明を発表。「当然のことながら、こうした映画の企画は製作にあたり、ジミ・ヘンドリックスのオリジナル楽曲や作曲が含まれているかどうか、当団体の参与が必要となる」と、団体側の製作への関わりが必要との見方を示した。

 ジミヘンの伝記映画はこれまでも、権利に関して遺産管理団体から許可が下りず、製作が頓挫した企画もある。管理団体側は、ジミヘンの伝記映画の製作を拒否しているわけではないとしているが、いよいよ撮影が開始されるという段階になっても、管理団体側との折衝は完璧ではないよう。本作のスポークスマンは製作についての詳細を明らかにしておらず、今後、管理団体との関係がどうなっていくのかが不安材料のよう。ここまできてまたまた製作中止とならないことを祈るばかりだ。(竹内エミコ)

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