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何本ナチ映画を作るのか!? ナチ帝国の地球侵略SFの続編&前日譚製作を早くも監督が発表!

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どんだけナチ映画を作る気なのか!?-ティモ・ヴオレンソラ監督とテロ・カウクウマ
どんだけナチ映画を作る気なのか!?-ティモ・ヴオレンソラ監督とテロ・カウクウマ

 ナチス軍による月からの地球侵略を描き話題になっている映画『アイアン・スカイ』の続編と前日譚(たん)となる、2本のシリーズ作品が製作されることを、監督とプロデューサーが明かした。

映画『アイアン・スカイ』場面写真

 本作のプロットは、第2次世界大戦敗北直前、月の裏側に逃亡したナチス軍がそこで一大帝国を建設、2018年に大宇宙船団を率いて地球侵略にやって来るという衝撃的なもの。何とドイツ・ベルリン国際映画祭でも上映され、世界各国で公開が決定。ヨーロッパを中心に公開がスタートし大ヒットしているという。

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 そんな状況の中、ファンから寄せられた期待の声に応える形で決定したという、続編&前日譚(たん)製作の知らせ。これは、開催中の第65回カンヌ国際映画祭を訪問中のプロデューサー、テロ・カウクウマとティモ・ヴオレンソラ監督が明かしたもので、本作同様、制作費の一部を、世界中の映画ファンからのカンパでまかなう予定だという。

 続編はともかく、気になるのは前日譚(たん)。ナチスが月に向かった1945年から、地球侵略に舞い戻る2018年までを描くということだが、詳しい内容は決まっていないという。本編が日本公開されていないためもあり、本作の設定を聞いた、多くの人の頭に浮かぶであろう「月に行ける科学力があれば大戦に勝てたのでは?」という疑問に答えが示されているか気になるところ。

 ちなみにヴオレンソラ監督たちは、この2作に加えナチス関連の映画をもう1本製作予定とのことだが、一体何本ナチス映画を作れば気が済むのか。とはいえ、本作もその奇想天外な発想が話題を呼んでいるだけに、今度はどんなシチュエーションでナチスが襲ってくるのか、衝撃の展開に期待したい。(編集部・入倉功一)

映画『アイアン・スカイ』は9月よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開

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