『007/カジノ・ロワイヤル』のマッツ・ミケルセン、『マイティ・ソー』続編で悪役へ
映画『アベンジャーズ』がまだまだ好調なディズニー&マーヴェル・スタジオが、映画『マイティ・ソー』続編の準備に入り、映画『007/カジノ・ロワイヤル』『タイタンの戦い』のマッツ・ミケルセンが悪役の一人として交渉中とのニュースがVarietyによって明らかになった。
マッツ・ミケルセン出演映画『007/カジノ・ロワイヤル』写真ギャラリー
『マイティ・ソー』続編には、クリス・ヘムズワース(ソー)、ナタリー・ポートマン(ジェーン・フォスター)、トム・ヒドルストン(ロキ)、ステラン・スカルスガルド(エリック・セルヴィグ教授)、イドリス・エルバ(ヘイムダル)、アンソニー・ホプキンス(オーディン)らが続投をすることが決定しており、マーヴェル・スタジオはマッツ・ミケルセンにどの役をオファーしているかのコメントを避けている。
しかしながら、デンマークの至宝とも言われる演技派の性格俳優マッツ・ミケルセンの参加は、ソーの世界をまたさらに大きく展開させるだろう。
またこの続編は前作を監督したケネス・ブラナーは続投せず、新たにテレビドラマ「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」や「MAD MEN マッドメン」の監督で知られるアラン・テイラーがメガホンを取るといわれている。この点も楽しみの一つとなろう。
マッツ・ミケルセンの待機作はドイツの小説「ミヒャエル・コールハースの運命」の映画化で主役を演じた映画『ミヒャエル・コールハース(原題) / Michael Kohlhaas』、シャイア・ラブーフの恋敵のマフィアのボスを演じる映画『ザ・ネセサリー・デス・オブ・チャーリー・カントリーマン(原題) / The Necessary Death of Charlie Countryman』など目白押しで、ヨーロッパはもとよりハリウッド俳優としての活躍の場も広げている。(後藤ゆかり)