『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のマシュー・ヴォーン監督、スリラー小説の映画化権獲得
ガイ・リッチー監督の映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のプロデューサーを務め、その才能が知られるところとなり、映画『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』など、最近では監督業も活発なマシュー・ヴォーンが、来年出版予定となっている作家マックス・バリーのスリラー小説「レキシコン(原題) / Lexicon」の映画化権を獲得したと、ウェブサイトdeadline.comが伝えた。
マシュー・ヴォーンがプロデュースした名作!映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』写真ギャラリー
経済世界のからくりをフィクションの中でリアルに描いた「ジェニファー・ガバメント」などを書いたベリーの新作は、言葉が人を操る力を備え死をもたらす武器にもなり得る時代、社会を牛耳る機密組織が存在していたが、才能があり問題行動の多いメンバーの一人が、人を好きになってはいけないという社会のルールを破ってしまうというストーリー。
ヴォーンは、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の続編も監督することに決定しているほか、『キック・アス』続編のプロデューサーを担当することになっている。
ヴォーンは、現在「レキシコン(原題)」の脚本執筆中で、自ら監督も務める予定になっている。(鯨岡孝子)