榮倉奈々の顔に泥!? 映画『のぼうの城』予告編公開!
東日本大震災による公開延期を経て、11月2日に公開が決定した映画『のぼうの城』の予告編が公開された。主人公の成田長親役を野村萬斎、長親に密かに想いを寄せる城主の娘・甲斐姫役を榮倉奈々が務めた本作。予告編には、顔を泥だらけにしてほほ笑み合う長親、甲斐姫の姿などが活写されている。
民から「のぼう様」と呼ばれ親しまれた成田長親を主人公に、たった500人の兵で2万人の豊臣秀吉軍に立ち向かった忍城軍の攻防を描いた本作。「天才か? でくのぼうか?」……。予告編にも、どこか抜けた表情を見せたかと思えば、シリアスな顔を見せる、捉えどころのない長親のキャラクター像が描き出されている。
本作の原作は、和田竜の同名小説。映画『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督と映画『日本沈没』の樋口真嗣監督がタッグを組んでメガホンを取り映画化。キャストには、野村萬斎、榮倉奈々のほか、成宮寛貴、山口智充、上地雄輔、山田孝之、平岳大、西村雅彦、平泉成、夏八木勲、中原丈雄、鈴木保奈美、前田吟、中尾明慶、尾野真千子、芦田愛菜、市村正親、佐藤浩市と豪華キャストが勢ぞろいした。
豊臣秀吉による小田原征伐の最中、2万対500、多勢に無勢となめ切る豊臣軍・石田三成(上地雄輔)の態度に、「北条にも、豊臣にもつかず、皆で今までと同じように暮らせないかな」とのんきなことを言っていた長親が一念発起。頭脳戦により豊臣軍を圧倒するさまを描く。(編集部・島村幸恵)
映画『のぼうの城』は11月2日より全国公開