エルヴィス・プレスリーがデジタル技術でカムバック!テレビ出演も
「キング・オブ・ロックンロール」と呼ばれ今も多くのファンに愛されるエルヴィス・プレスリーが、コンピューターのバーチャル技術でよみがえり、今後テレビなどに登場することになると、エルヴィスの公式サイトが発表した。
これは、ジェームズ・キャメロン監督などが出資する会社「デジタルドメイン・メディア・グループ」と「コア・メディア・グループ」が共同で制作するもの。デジタルドメイン・メディアは、映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』でコンピューター制作した人物像を登場させたり、今年4月には、1996年に亡くなったラッパーの2パックをホログラムで出演させて話題を呼んだ。
エルヴィスの版権管理を担うエルヴィス・プレスリー・エンタープライズのジャック・ソーデンCEOは、同サイトで今回のバーチャル像制作について、「エルヴィスの音楽に命を吹き込み、魔法をしかける斬新な方法です。エルヴィスの長年のファンは再び興奮し、新たに彼を見る観客はパフォーマーとしてのエルヴィスを経験することができます。こうした高品質のエンターテインメントにより、エルヴィスの素晴らしい伝説が世界中でますます大きくなっていくことになるでしょう」と語っている。
バーチャル像は現在作成中であり、今後、デジタルドメイン・メディアなどがテレビ出演などを発表していく予定。(竹内エミコ)