『臨場 劇場版』大阪通り魔事件受けテレビスポットから通り魔事件シーンをカット
6月30日に公開される『臨場 劇場版』が、10日に大阪ミナミの繁華街で通行人の男女が殺害された事件を受け、テレビスポットから通り魔事件のシーンをカットすることが明らかになった。
「半落ち」「クライマーズ・ハイ」の横山秀夫の小説を、テレビドラマ化。高視聴率を受け、第2期が制作され、さらに映画化された本作。劇場版で内野聖陽演じる敏腕検視官の倉石義男が挑むのは、2年前に発生した通り魔事件の容疑者の無罪を引き出した担当弁護士と精神鑑定を務めた医師が殺害される事件だった。
すでに劇場やオフィシャルサイトで公開されている予告編には、柄本佑演じる通り魔事件の犯人・波多野進が、血だらけの姿でバスから飛び出すシーンがあるが、大阪で発生した通り魔事件を受け、該当シーンを削除し、内野の出演シーンに差し替えたテレビスポットを作成したという。(編集部・島村幸恵)
『臨場 劇場版』は6月30日より全国公開