MONKEY MAJIK、5年ぶり映画主題歌!被災地ドキュメンタリー『ガレキとラジオ』
MONKEY MAJIKが昨年リリースした楽曲「トビラ」が、宮城県・南三陸町に誕生した小さな災害ラジオ局を追ったドキュメンタリー映画『ガレキとラジオ』の主題歌に決定した。同バンドにとっては、2007年の『西遊記』以来の映画主題歌になる。
本作で描かれるのは、東日本大震災から約2か月後、60パーセント以上の世帯が罹災し、8,000名以上が避難生活を送ることになった宮城県・南三陸町に生まれた災害ラジオ局「FMみなさん」。経験者ゼロにもかかわらずスタートした同局を通して、被災地に生きる人々の悲喜こもごもの一年間を追っている。
そんな本作の主題歌になったのは、諦めないことの大切さを歌ったMONKEY MAJIKの楽曲「トビラ」。仙台を拠点に活動する同バンドは東日本大震災後、チャリティーライブを行ったり、ボランティア活動をしたり、現在に至るまで復興支援を続けてきた。そんなふうに自分たちも決して諦めなかった同バンドは「仙台に住む我々にとっても震災後にラジオが果たした役割は人と人を結ぶ生命線でした」と明かす。
さらに同バンドは「本当に大きな被害を受けた中、“FMみなさん”の方々の前向きな活動、そして想いに胸を打たれました。ひとりでも多くの方々がこの作品を見て、それぞれに“何か”を感じてくれる事が南三陸のみならず、東北の復興に繋がっていくと思います」と本作に期待を寄せた。
また、本作は8月25日よりMOVIX仙台・MOVIX利府にて宮城県先行上映されることも決定した。ナレーションは制作趣旨に賛同し、スペシャルサポーターに就任した役所広司が担当。監督は、梅村太郎と塚原一成。(編集部・福田麗)
映画『ガレキとラジオ』は8月25日よりMOVIX仙台・利府にて宮城県先行上映