映画『ストロベリーナイト』クランクアップ!染谷将太ら豪華俳優陣の参加も発表
竹内結子主演の人気ドラマを映画化した『ストロベリーナイト』が6月30日に名古屋で無事クランクアップを迎えたことがわかった。さらに、先日映画からの参加が発表された大沢たかお、三浦友和に加え、第68回ベネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞した染谷将太、金子賢、金子ノブアキ、石橋蓮司、田中哲司ら豪華俳優陣の出演が明らかになった。
誉田哲也著「姫川玲子シリーズ」の最高傑作との呼び声高い小説「インビジブルレイン」を原作にした本作。女刑事・姫川(竹内)が暴力団員の連続殺人事件を追う中、暴力団幹部・牧田勲(大沢)と出会い、立場を越えて徐々に惹(ひ)かれていくという物語が展開する。全編を通し、雨のシーンが使われるのが特徴だ。
竹内、大沢、金子の3人が出演した最後のシーンは、水50トン、スタッフ100人、エキストラ1日150人、ハイライダー2台、タンク車5台、車両50台を使用、名古屋市の協力により市街地を全面封鎖して行われるなどスケールの大きなものに。キャスト・スタッフの興奮も冷めやらぬまま、5月より始まった撮影もついにクランクアップとなった。
竹内は「姫川班をはじめ、ストロベリーナイト全レギュラーキャストが再集結ということで、現場の雰囲気がまとまるスピードが早く、活気にあふれていました」と撮影を振り返る。また、本作では「喪失」が一つのキーワードになっているといい、「捜査一課、姫川班、全登場人物がどんな結末を迎えるのか、皆さんがその衝撃に耐えてくださることを願っています」と期待をあおった。大沢は「ドラマを応援してくれているファンの皆さんの期待に応えるような作品になっていると思うし、ドラマを見ていない方にもこれをきっかけに『ストロベリーナイト』のファンになってほしいと思います」とアピールしている。
レギュラー陣の西島秀俊、小出恵介、丸山隆平、武田鉄矢に加え、今回出演が発表された染谷は物語の鍵を握る重要な役どころを、金子賢は龍崎組極清会構成員を、金子ノブアキは六龍会構成員を演じるという。豪華俳優陣による夢の共演、そして映画版ならではの『ストロベリーナイト』の新たな展開に注目したい。(編集部・市川遥)
映画『ストロベリーナイト』は2013年公開