小栗旬、映画初日舞台あいさつでちゃっかり月9主演ドラマもPR!「月9もね」
7日、宮沢賢治原作のアニメーション映画『グスコーブドリの伝記』の初日舞台あいさつが都内で行われ、主人公の声を担当した小栗旬が登壇し、映画の宣伝のほか、ちゃっかりと9日から放映される主演ドラマのPRも行った。この日はそのほか忽那汐里、林家正蔵、草刈民代、林隆三、杉井ギサブロー監督、音楽担当の小松亮太も登壇した。
映画『グスコーブドリの伝記』初日舞台あいさつフォトギャラリー
本作は、1985年に同じく宮沢賢治原作の「銀河鉄道の夜」のアニメーション映画化も手掛けた杉井ギサブロー監督とキャラクター原案のますむらひろしが久々にタッグを組んだ作品で、擬人化した猫のキャラクターが大冒険を繰り広げるファンタジー。幼いころ、森を直撃した冷害で家族を失った主人公ブドリが成長し、再び森を襲う冷害に立ち向かう姿を描く。心優しい兄ブドリの声を小栗が、その妹ネリの声を忽那が演じている。
この日は七夕ということで、登壇者それぞれが願い事を発表することに。小栗は紙に「ブドリがたくさんの人の元に届きますように」と書くと、その横に小さく「月9もね」と9日から放映が始まる主演テレビドラマについての願いもちゃっかり付け加えた。そして「あさってから(ドラマが)始まるので、ぜひそちらもお願いします」と観客にPRして会場の笑いを誘った。
また、願い事を「世界平和」と壮大に書いた忽那は「ここにいらっしゃる先輩方が、絶対に映画の宣伝をしてくださると思いましたので、わたしはもうちょっと視野を広くしていこうかと思いました」と笑顔でコメント。そして「今回、初めて声優をさせていただきました。宮沢賢治さん原作の、感性の豊かな作品が最初の作品で本当にうれしく思っています」と充実した表情を見せていた。
あいさつの最後に、小栗は「この映画は、宮沢賢治の原作と同じように、観る人それぞれにいろんな感じ方をもたらしてくれる作品。みなさんがちょっとでも何か考えるきっかけになればと思っています」と呼びかけて締めくくった。(古河優)
映画『グスコーブドリの伝記』は全国公開中