『アウトレイジ ビヨンド』予告編!大友、撃たれる…関東VS関西の戦争勃発か?
第69回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に選出された北野武監督最新作『アウトレイジ ビヨンド』の予告編がついに公開された。「なめとんのかコラァ!」などの怒号が多数飛び交う迫力の映像で、北野監督がビートたけし名義で演じ、シリーズ前作『アウトレイジ』で死んだはずの大友が復活を果たしながらも銃弾に倒れるという気になるシーンも含まれている。
関東最大の暴力団組織・山王会の内部抗争を描いた前作から5年後が舞台の『アウトレイジ ビヨンド』。獄中から片岡刑事(小日向文世)に誘導され表舞台へと返り咲く大友のシーンから始まり、加藤会長(三浦友和)の下、政治にまで手を伸ばして勢力を拡大してきた山王会と、関西の雄・花菱会の面々が次々に罵声を浴びせていく。
「コノヤロー!」に始まり、「バカヤロー!」「ボケェ!」「コラァ!」など、2分間の予告編だけでも15回以上発せられる怒号。キーワードと感じるのは「裏切り」や「戦争」で、関東VS関西の巨大抗争に警察が割って入り、それぞれの思惑が入り乱れるさまが見て取れる。思いのほかバイオレンスシーンよりも、ドスの効いた“口撃戦”が印象的な本作。銃弾に倒れた大友がどうなるのか? また結末は? 「全員悪人」がついに完結する。(編集部・小松芙未)
映画『アウトレイジ ビヨンド』は10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国公開