岡田准一&宮崎あおいツーショット披露!共演作舞台あいさつに笑顔で登場
30日、有楽町の丸の内ピカデリーで映画『天地明察』完成披露試写会が行われ、岡田准一、宮崎あおいがツーショットを披露。この日はほかに、佐藤隆太、市川猿之助、渡辺大、横山裕、中井貴一、そして原作者の冲方丁、滝田洋二郎監督が登場した。
江戸時代前期、800年もの間国内で使用されてきた中国の暦のズレを正し、日本独自の暦作りに専念した実在の人物・安井算哲の半生を描く本作。ほぼ女性たちで超満員となった会場は、安井が見上げた星空をイメージしたサイリウムを振りながらゲストを出迎えた。宮崎が岡田と一緒に本作のプロモーションに登場するのは初となり、会場は岡田と宮崎のツーショット実現に大歓声となった。
壇上に立った岡田は「サイリウムを振っていただいてありがとうございます。まるで星の中を歩いているようでした」と笑顔でコメント。さらに「実在の人物の人物を演じるのは独特のプレッシャーがありました。中でもアカデミー監督の滝田監督と、ここに並んでいる、プロフェッショナルな共演者の皆さんと一緒に仕事をさせてもらうのが、自分としては30歳の転機と考えながら、取り組んだ作品であります」と感無量の表情で語った。
一方の宮崎は「わたしは2週間ちょっとの参加でしたが、本当に温かい現場で。映画が大好きでしょうがない人たちが集まった現場でとてもうれしく幸せな時間でした。算哲さんはいろんな人に支えられていますが、それは皆さんも一緒だと思います。色んな人に支えられているんだな、ということを改めて実感していただける作品となったと思います」とコメント。
そしてこの日は俳優の市川染五郎も登壇予定だったが、今月27日、国立劇場の舞台からの転落事故で病院に運ばれたことによりこの日は欠席。滝田監督が「染五郎さんには僕の映画に何度も出てもらっています。歌舞伎界にも映画界にも大切な方なので、早く回復していただきたい」と切り出すと、岡田も「現場では大変お世話になったので、今日お会いできることを楽しみにしていたんですが。一日も早い回復をお祈りしています」と染五郎にエールを送った。(取材・文:壬生智裕)
映画『天地明察』は9月15日より全国公開予定