ウディ・アレンのドキュメンタリー11月公開!歴代キャスト続々登場!アレン監督を絶賛!
巨匠ウディ・アレン監督の私生活から仕事までを1年半かけて撮影したドキュメンタリー『映画と恋とウディ・アレン』が11月に公開される。このたび予告編が公開され、そうそうたる顔ぶれがアレン監督について語っている姿が明らかになった。
映画『マッチポイント』『タロットカード殺人事件』『それでも恋するバルセロナ』でアレン監督と仕事を共にしたスカーレット・ヨハンソンは、「『一緒に働きたい監督は誰か?』と聞かれたら、ウディ・アレンはトップよ」と揺るぎない表情で監督を絶賛。また『恋のロンドン狂騒曲』(12月1日公開)のナオミ・ワッツは「彼は世界でも最高の俳優で監督だわ」。マーティン・スコセッシ監督も登場し、「彼ほど粘り強く第一線に残り、人生観を発信し続ける監督は少ない」と褒めちぎっている。
そのほか、『アニー・ホール』で見事アカデミー賞主演女優賞を獲得したダイアン・キートン、クリス・ロック、ショーン・ペン、ジョシュ・ブローリン、オーウェン・ウィルソンらも顔をそろえており、本編には『ハンナとその姉妹』のダイアン・ウィースト、ペネロペ・クルスらの姿も。作品映像などと共に豪華スタッフ&キャストがアレン監督を語るというぜいたくな時間が流れていく。
もちろん、インタビュー映像だけで構成されているのではない。『映画と恋とウディ・アレン』は、秘密主義者のアレン監督が自宅や編集室、撮影現場など、あらゆる場所での撮影・取材を許可した稀有(けう)なドキュメンタリー。幼少期からコメディアン時代、映画監督デビューに至るまでの経歴をも網羅し、アレン監督の人生と向き合ったのは、エミー賞受賞監督ロバート・B・ウィード。
アレン監督自身が「こんなにも運が良かったのに、人生の落後者の気分なのはなぜだろう」を苦笑しながら心の内を語る場面などもあり、真に監督の本質に迫った一作といえるだろう。(編集部・小松芙未)
『映画と恋とウディ・アレン』は11月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開