ニコラス・ケイジ、『ドニー・ダーコ』のリチャード・ケリー監督最新作に出演決定
ニコラス・ケイジが、実在する法律家にして学者でもあるロドニー・スモラ氏が扱った集団訴訟問題をテーマに、映画『ドニー・ダーコ』のリチャード・ケリー監督が脚本と監督を手がける映画『アミカス(原題) / Amicus』に出演することになったとVarietyが報じた。
リチャード・ケリー監督作 映画『ドニー・ダーコ』写真ギャラリー
本作は、元モータウン・レコーズのプロデューサー、ローレンス・ホーンが、殺し屋を雇って自分の妻、四肢麻痺を抱えた息子、息子の看護師を殺害させた事件で、犯人は殺人の準備にあたり、「ヒット・マン:ア・テクニカル・マニュアル・フォー・インディペンデント・コントラクターズ(原題) / Hit Man: A Technical Manual for Independent Contractors」という書籍を参照したとされており、犠牲者家族が、本書を出版したコロラド州の出版社パラディン・プレスに対し集団訴訟を起こした。
スモラ氏は、信教、言論、出版、集会の自由をうたっている合衆国憲法修正第一条研究の第一人者であり、犠牲者家族の弁護士の依頼で、本件のコンサルタントを務めた。ケイジが演じるのは、主役のスモラ氏役とのこと。
撮影、公開時期ともに未定。(鯨岡孝子)