『俺たちに明日はない』のモデルになった強盗の拳銃が約4,000万円で落札
映画『ボニーとクライド/俺たちに明日はない』のモデルになった男女二人組の強盗が警官に射殺されたときに身につけていた拳銃がオークションにかけられ、2丁合わせて50万4,000ドル(約4,032万円)で競り落とされたことがわかった。(1ドル80円計算)
ボニー・パーカーが警官に射殺された際に太ももに医療用テープで縛りつけていた38口径の回転式拳銃は26万4,000ドル(約2,112万円)で落札。オークション会社RRオークションによると、これは今回のオークションでの最高落札額とのこと。
彼女のそばで射殺されたクライド・バロウがベルトに挟んでいたコルト社の自動拳銃はそれに次ぐ24万ドル(約1,920万円)。この2丁はテキサス在住のコレクターがまとめて落札したとlatimes.comが報じている。
映画『ボニーとクライド/俺たちに明日はない』は、1930年代のアメリカに実在した銀行強盗であるボニーとクライドの出会いから死に至るまでを描いたアメリカン・ニューシネマの先駆け的作品。フェイ・ダナウェイがボニーを、ウォーレン・ベイティがクライドを演じている。(編集部・市川遥)