江口洋介、超合理主義の一流シェフに!フジ日9新ドラマで主演!
俳優の江口洋介が、来年1月からフジテレビ系列でスタートする日曜21時枠の新ドラマ「dinner」で主演を務めることが決定した。本作で江口は、究極の合理主義者である天才シェフを演じる。
新たな「日9」主演に抜てきとなった江口がふんするのは、料理については一切妥協せず腕も確かな天才シェフ江崎。実体のない人間関係や愛情、伝統といったものは一切必要ないと考える問題アリの性格から、どんな店もクビになってきたというクセのある役どころとなる。ドラマはそんな彼が、料理長が倒れ経営難に陥った有名イタリアレストラン「ロッカビアンカ」に招かれたことから物語が展開していく。
江崎を料理長として招くレストランオーナーを演じるのは、江口とは初共演の倉科カナ。またレストランスタッフには松重豊、野波麻帆、志賀廣太郎、柴本幸、八嶋智人、ユースケ・サンタマリアら豪華実力派キャストが集結。「働くとは?」「生きるとは?」というテーマに沿って、彼らが抱える悩みや葛藤にフォーカスした群像劇が描かれる。
マンガ原作の映画『るろうに剣心』で演じた斎藤一など、長いキャリアを通じて常に新しい役に挑戦し続ける江口。今回の役について「具体的にどんなキャラクターにしていけば良いのか悩みましたが」としながらも「シナリオができ上がってくる過程で、どんどんイメージがふくらんできています」と自信をのぞかせる。編成企画の鹿内植氏も「江口さんご自身がお持ちのクールな部分とやんちゃな子どもらしい部分が混在する、今までにないキャラクターが生まれるのではないか」と期待をかけている。
江口の料理ドラマといえば、竹内結子と共演したヒット作「ランチの女王」が思い起こされるところ。一方の倉科もTBS系列の「花のズボラ飯」が話題に。ちなみに松重も、テレビ東京のドラマ「孤独のグルメ」の好演で人気を博しており、話題の料理ドラマに主演する俳優陣の共演作としても楽しみにしたい。(編集部・入倉功一)
ドラマチック・サンデー「dinner」はフジテレビ系列で2013年1月スタート 毎週日曜 21時~21時54分放送予定