阿部寛、第2子誕生を生報告!娘にデレデレ?
俳優の阿部寛が5日、都内で行われた主演映画『カラスの親指』大ヒット御礼舞台あいさつで、第2子誕生を発表して以来、初めて公の場に姿を現し、新たな命の誕生を自らの口で報告した。阿部は「お父さんとして、これからどんどん働かないといけない立場になりました」と切り出し、喜びをかみしめた。
映画『カラスの親指』大ヒット御礼舞台あいさつフォトギャラリー
11月1日に第2子となる女児が誕生したという阿部。11月27日の発表後、初めての公の場となったこの日は、共演の古坂大魔王、小柳友、伊藤匡史監督と共に舞台あいさつに登壇。映画は、11月23日に公開し、累計興行収入2億円弱のヒットを記録。鑑賞後の観客1,500名に行った出口調査では最後のどんでん返しにまんまとだまされた観客が96%にも上っており、主演の阿部もこの評判を聞いて、「僕自身も台本を読んだときにすんなりだまされてしまいましたし、そう聞いて身構えた人でもだまされる、だませる自信がある作品です」と笑顔を見せた。
しかし、伊藤監督は「そんなたいしたことないですから。そういう見方するとつまらなくなるかもしれないので」とハードルを下げようと必死の訴え。阿部もすかさず「何も起きません、癒やされる映画ですから」と訂正して会場の笑いを誘った。また、伊藤監督について阿部は「最初は映画2本目の新人と聞いていましたが、現場ではこんなにこだわる監督はいないというくらい細部までこだわり、自信の作品になりました」と新人とは思えない手腕を大絶賛した。
『カラスの親指』は、「月と蟹」で直木賞に輝いた作家・道尾秀介のミステリー小説の映画化作品。ベテラン詐欺師のタケ(阿部)とどこかマヌケな相棒のテツ(村上ショージ)の詐欺師コンビが、ひょんなことから共同生活を送ることになった姉妹(石原さとみ、能年玲奈)と青年(小柳)と共に、一世一代の勝負に挑む姿を描く。ラストの大どんでん返しにも注目だ。(取材・文:中村好伸)
映画『カラスの親指』は公開中