『ゼロ・ダーク・サーティ』圧倒的!ボストン映画批評家協会賞でも作品賞獲得!
現地時間9日、2012年のボストン映画批評家協会賞が発表され、キャスリン・ビグロー監督の最新作『ゼロ・ダーク・サーティ』が作品賞を受賞した。
2009年に『ハート・ロッカー』で、同賞の5部門を制覇したビグロー監督だが今回は3部門。とはいえナショナル・ボード・オブ・レビュー賞(米国映画批評会議賞)、ニューヨーク映画批評家協会賞に続く作品賞・監督賞の受賞で、オスカー獲得にさらに前進したといえる。
またダニエル・デイ=ルイス主演、スティーヴン・スピルバーグ監督最新作の『リンカーン』が、ニューヨーク映画批評家協会賞に続いて主演男優賞と助演女優賞を獲得。今月13日には、いよいよゴールデン・グローブ賞ノミネート作品の発表が控えており、アカデミー賞争奪戦の顔ぶれがはっきりとしてきた。(西村重人)
作品賞 『ゼロ・ダーク・サーティ』
監督賞 キャスリン・ビグロー監督 『ゼロ・ダーク・サーティ』
主演男優賞 ダニエル・デイ=ルイス 『リンカーン』
主演女優賞 エマニュエル・リヴァ 『愛、アムール』
助演男優賞 エズラ・ミラー 『ザ・パークス・オブ・ビーイング・ア・ウォールフラワー(原題) / The Perks of Being a Wallflower』
助演女優賞 サリー・フィールド 『リンカーン』
脚本賞 トニー・クシュナー 『リンカーン』
撮影賞 『ザ・マスター』 ミハイ・マライメア・Jr
編集賞 『ゼロ・ダーク・サーティ』
外国語映画賞 『愛、アムール』
長編アニメ賞 『フランケンウィニー』
映画『ゼロ・ダーク・サーティ』は2013年2月に日本公開予定