『ジャッキー・ブラウン』の前日譚を描いた映画に、ティム・ロビンスとウィル・フォーテ出演決定
1997年のクエンティン・タランティーノ監督作『ジャッキー・ブラウン』の前日譚にあたるタイトル未定の映画に、ティム・ロビンスとウィル・フォーテが出演することが決まったとVarietyが報じた。
本作は、『ジャッキー・ブラウン』の原作となった「ラム・パンチ」の作者エルモア・レナードによる同名小説「ザ・スイッチ」の映画化で、舞台を『ジャッキー・ブラウン』の15年前にセットし、若かりし頃の悪党オデール・ロビーとルイス・ガーラが仕組んだ誘拐事件を描く。監督はダニエル・シェクター。
ロビーとガーラ役にはすでに映画『コンテイジョン』のジョン・ホークスと映画『僕らのミライへ逆回転』のモス・デフ(現在はヤシーン・ベイの名で活動)が決まっており、また、ジェニファー・アニストンが、誘拐される土地開発王の妻、ミッキー役を演じることになっている。
ロビンスは妻の身代金支払いを拒否する、腐敗した土地開発王の役、フォーテは誘拐事件を目撃してしまい、またミッキーに恋してしまうカントリークラブのメンバー、マーシャルを演じることになっている。ロビンスとフォーテは、出演が決まっていたタイ・バーレルとデニス・クエイドの降板を受けてのキャスティングとなった。
撮影は来月開始予定、公開は2013年予定。(鯨岡孝子)