新婚の荻野目慶子、幸せいっぱい!稽古中にオノロケも
11日、舞台「阿修羅のごとく」の公開ゲネプロが行われ、去年の大みそかに入籍したばかりの女優・荻野目慶子が、幸せいっぱいに舞台への意気込みを語った。この日は浅野温子、高岡早紀、奥菜恵、大高洋夫、林隆三、加賀まりこの出演陣もそろって登場した。
林、加賀から結婚を祝う花束贈呈のサプライズを受けた荻野目は「年末は稽古がとにかく大変だったので、一段落した大晦日にようやく(婚姻)届けを提出できました。でもお正月休みで、1月8日まで正式に受理されないと聞いて心配だったんです」と提出直後の心境を振り返った。その直後には高岡が「巻子姉さん(荻野目の役名)は、ちょいちょいオノロケを言うからね」と稽古中のことについて暴露するなど、まるで本当の姉妹のような様子を見せていた。
最後に荻野目は「女性のさまざまな姿や気持ちを感じることのできる舞台。自分が結婚するタイミングでこの舞台ができたことがとてもラッキー」と女優業への意気込みを新たにしていた。
「阿修羅のごとく」は、一見平穏な家族の裏面を鋭くえぐった向田邦子さんの代表作。1979年、1980年にNHKで放映され人気を博したテレビドラマが原作となっている。今回の舞台版では、四姉妹を浅野温子(長女)、荻野目慶子(次女)、高岡早紀(三女)、奥菜恵(四女)、父と母を林隆三と加賀まりこが演じる。(取材・文/岸田智)
舞台「阿修羅のごとく」は1月11日から29日まで東京・ル テアトル銀座にて上演 ほか地方公演もあり